タイミングを逸した感がありますが、先日のサポーターミーティングの際にお話したかった内容についてです。当日、お話できる時間に限りがあった為、ポイントしかお話できませんでした。
少しでも理解の一助になればと思います。
1.ブーイングに対する過去の経緯
アマチュアリーグ時代に、クラブからサポーターに対して、ブーイングは自粛するように依頼をした。
これは、アマチュアリーグなので、審判だってアマチュア。発展途上にある。
ミスもあるだろう。そこでブーイングすることによって、こちらに不利なジャッジをされるようなことがあれば、昇格に支障をきたす。また、そのような応援があるクラブについては審判会議にて情報共有がなされ、来る審判、来る審判、こちらに対して「やってやるぞ」的なジャッジをされる危険性もあった。またリーグから注意があり、ひどい場合には勝ち点が減らされたりするようなことも考えられるので、兎に角、「昇格第一」ということで、ブーイングはやめましょうという話になっていた。
新しくサポーターになった人は、この辺のいきさつは知らないと思うので、特に、オレはブーイングやってやるぞという人は情報として理解しておいて下さい。
2.これを言うと、お友達がいなくなるので^^; 言おうかどうしようか迷ったのですが、私はブーイングする人です。
というか、ブーイングするべきではないという人は、クラブへの本当の愛が無い人だと思っています。究極的に言えば、「ブーイングするべきではない」ということは「ゼルビアが無くなっても構わない」と言っているのと同意義なのです。
狭義の意味で言うと、ブーイングのできないサポーターは、サポーターではありません。
この辺のことを話しをしても、理解ができない人が多いと思いますが、いずれ分かるときがくると思います。
一点だけ言えば、クラブを本当に変えられるのはサポーターの力だけなのです。
ただ、今は分からないでも良いと思います。そのうち分かる時が来るでしょうから。
いずれ機会を見て、お話することにしたいと思います。(本来なら、もうその時なんでしょうけど)
3.岐阜戦の時、ブーイングをした人がいました。私はそういう人間ですから、気持ちは良く分かります。
しかし、ここはJ2というリーグで、町田ゼルビアは周辺にJクラブがたくさんある後発クラブだということは理解しておくべきだと思います。
そもそも、もともとサッカーが好きでサッカー観戦をするような人は、既に既存の周りのJクラブのサポーターになっています。我々は、元々サッカーに関心が無いような層の人たちを取り込んでいかなければならない状況にあります。
そういう人たちが、「気持ちよく」「楽しく」観戦することが、「チームの勝利」よりも優先される。
残念ながら、それが今の町田ゼルビアサポーターの現状です。
我々は、残念ではあるけれども、そこから始めないといけないのです。
4.ブーイングする以上は、「そこそこ」ちゃんと応援しましょう。
「おまえらちゃんとやれ」と言う訳ですから、自分たちもちゃんとやらないとダメですよね。
相手に対して要求するわけですから、自分たちもそれ相応の義務を果たさなければなりません。
ただ大事なことは、「相応の義務」については、人からあれこれ言われる筋合いのものではありません。
自分の胸に問いかけて下さい。自分はちゃんと応援できているかどうかを。
その上で、やるぶんには僕は構わないと思います。
何度も言いますが、応援の質や量というものは、人からとやかく言われるものではありません。
ただ、周りに一所懸命応援している人がいるのですから、その人たちにあれこれ言われないくらい
がんばって応援しましょう。
5.今はブーイングのタイミングなのか?
選手はがんばってやっていると思います。ですので、私は選手にブーイングをするべき時ではないように考えています。
大切なことは、今後、勝つ見込みがあるかどうか、という話です。
その上で感じるのは、監督の試合終了後のコメントについてです。
どうも、具体性に欠けるというか、何が問題で、それを解決する為に何が必要で、今、どのように取り組んでいるのかということが全く分かりません。
そこが問題なのであって、それは選手をブーイングすることで解決できることではないように考えています。
以上が当日にお話した5つについて、もう少し伝えたかった内容を加えたものです。
少し時間が経っていますので、今日時点あらすると内容に希薄な部分がありますが。
当時の内容に基づいて書いてみました。
宜しくお願い致します。