金沢の方で、応援組織について話題がありましたので、個人的見解を。
応援組織については、大きく分けて3つあります。
1.クラブが運営するもの。仮にこれを「サポータークラブ」と呼びます。
2.クラブ外の人(地域の人)が運営するもの。仮にこれを「後援会」と呼びます。
3.ゴール裏で声出して応援するもの。仮のこれを「サポーターグループ」と呼びます。
呼ぶ名称については、私はそういう風に呼んでますが、たぶんこれが一般的だと思います。どれも応援組織としては一緒です。
この場合、最初の2つについては、会費が発生するもの。サポーターグループについては会費は発生しません。応援組織という部分で名称的に間際らしいので入れていますが、今回の話題では関係がないので、3番は除きます。
1番、2番については、さらに細かく言うと、それぞれ「対価性の高いもの」と「対価性の低いもの」とに分けられ、細かく言うと4種類になります。
1-aクラブが運営して対価性の高いもの。
つまり、払った会費に見合う見返り(チケットやグッヅなど)がもらえるものです。
これは主旨としては、ファン層の囲い込みということです。
ファンへのサービスの一環として捉えられます。
1-b クラブが運営して対価性の低いもの。
つまり、払った会費に「寄付」的要素が含まれるものです。
これは小規模クラブや地域クラブなど収入基盤の分散化と固定収入化が主旨です。
会員になる人も、見返りを求めるよりも、強くなってくれ!という意識が強いです。
2-a クラブ外で運営して対価性の高いもの。
つまり、払った会費に対して、アウェイツアーやイベントなど、サポーター活動への支援や仲間を増やすという側面でのサービスが主旨です。
2-b クラブ外で運営して対価性の低いもの。
まさに寄付団体。
こういう感じで分けられると思います。
私の古い知識で申し訳ないですが、Jのクラブでも、1番だけのクラブ、2番だけのクラブ、1番、2番両方存在するクラブとさまざまです。
川崎フロンターレは両方あったはずです。その棲み分けについては苦労されていると聞いた記憶があります。
浦和レッズ後援会などは2-aじゃないかな。まだあるのでしょうか?
金沢はどれにあたるのでしょうか?
町田は1-bかなと思います。
以前は、2-bだったと思います。
クラブによって様々ですね。
どこも試行錯誤しながらやっていると思います。
では。